小松屋活動記録
2026年8月3日

98WINEs 平山さん勉強会

こんにちは🌻

応援団部サポート課の吉田です。

7月28日~30日にかけて、山梨県より「98WINEs」の平山さんにお越しいただきました。今回は小松屋のために遠方からお越しいただき、ありがとうございます。✨

平山さんにお話をいただいたことを書かせていただきます。


今回、平山さんのお話の中で何度も登場した「場所文化」という言葉。

「場所文化」とは、人の意思によってつくられるものではなく、その土地が持つ歴史や風土、そこに息づく精神性など、その場所だからこそ育まれてきた文化のこと。

その土地に根づいたブドウ品種や微生物、風、気温、土壌――。

そうした自然環境すべてが重なり合い、ワインを生み出します。平山さんは、その考えを「ワインは場所が造る」という言葉で表現されていました。

だからこそ、人が必要以上に手を加えるのではなく、土地が本来持つ力を引き出すことが大切であり、「関与が少ないほど自然につながる」ワイン造りを目指しているとお話しされていました。

また、日本酒やビールは、造り手の技術によってつくられている「文明のお酒」。発酵を行い、人の意思や技術を積み重ねることで、その味わいが生み出されます。

一方で、ワインは「場所文化のお酒」。その土地に根づいた自然環境がワインを育てます。

だからこそ平山さんが目指しているのは、技術でつくり込むワインではなく、その土地が本来持つ力をそのまま表現したワイン。「技術がなくても、何もなくてもできるワインを造りたい」。そんな自然に寄り添ったワイン造りを大切にされていることが印象的でした。

98WINEsを始められるまでの歩みについて。

高校卒業後は美術を学ぶためにフランスへ渡り、その後ご縁がありメルシャンへ入社。さらに醸造を学ぶため再びフランス・ブルゴーニュへ留学。

メルシャンでは醸造責任者を務め、その後は勝沼醸造でもワイン造りや経営に携われてきました。

2018年に山梨県甲州市塩山福生里で「98WINEs」をスタートされました。🍷

小松屋との取り組みを始められたきっかけや、「場所文化」という考えに至るまでの歩みなど、2日間にわたり多くのことを学ばせていただきました。

お話を伺う中で、平山さんはご自身の中に明確な軸を持ち、その軸を曲げることなく、真っ直ぐに行動されている方だと感じました。

ワイン造りへの向き合い方だけでなく、一つひとつの選択や考え方にも強い信念があり、その姿勢にとても魅力を感じました。

また、数あるお話の中でも特に印象に残ったのが、「いつもと違うという違和感、その感覚を磨くこと」という言葉です。

自分自身に置き換えて考えると、お客様の小さな変化に気づけているのか、日々の仕事や身の回りの出来事に対して違和感を持ち、向き合えているのかを改めて考えるきっかけとなりました。

小さな変化に気づく力を磨き、その積み重ねが自身の成長につながっていくのだと感じました。

今回の勉強会を通して、ワインそのものだけでなく、平山さんの考え方や生き方から多くの学びを得ることができました。

貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。✨