滋賀県の松瀬酒造さんを訪問させて頂いてから1週間が経ちました。遅ればせながら、当日のレポートです。
小雨の中、到着した小松屋一行を松瀬 忠幸社長が迎えてくださいました。その後、品質管理をされている松瀬 圭太さんから、酒蔵の周辺の環境や商品のラインナップについてご説明頂きました。
特に印象的だったのは「水」と「土壌」について。酒造りで使用する仕込み水は、地下で流れがゆっくりになるためか、性質は軟水にもかかわらず、どっしりとした味わいの酒質に仕上がるとのこと!土壌については、石田 敬三杜氏から実際に蔵の周りを巡りながら教えて頂きました。
松瀬酒造さんがある竜王町周辺は、2万年前は湖底だったそうです。ある時、粘土質の土壌から収穫されたお米から造られたお酒と、砂利の土壌から収穫されたお米を使って造られたお酒とを飲み比べた石田杜氏。同じ年に同じ(品種の)お米、水、製法で醸造したのに、味わいに大きな違いが!!ここから、土壌別の日本酒造りが始まりました。また、醸造過程でも様々な挑戦(実験!?)をされていました。聖域ともいえる麹室を見学させて頂いた時のこと。目に飛び込んできたのは、緑のプラスチックケース!!「繊細な日本酒の香味に、木の香りを移したくないので、あえてプラスチックを使っています」という石田杜氏。
蔵を周りながら説明してくださる石田杜氏は、真剣かつ本当に楽しそうで、こちらも思わずワクワクしてしまいました!仕込中の酒母まで見せてくださり、香りの違いを実感。
本当に貴重な時間となりました。ありがとうございました!!そんな松瀬酒造さんのお酒は、明日 三宅に届きます。
皆さんにご案内できるのが楽しみですー!!!!!