造り手さん訪問記
2019年4月24日

毎年恒例山梨訪問 造り手の皆さんとの食事会

こんにちは!マリです。だいぶ、期間が空きましたが、やっぱりあの熱い夜の事は書いておかないと・・・

フレッドが帰国して興奮冷めやらぬ中、先月3月29日-30日と毎年恒例の山梨へ行って参りました。

今回の訪問は、造り手として岩田のワインの酷評(温かいアドバイス)を聞いたり、醸造に関する疑問を教えてもらう事。そして元勝沼醸造の醸造長平山さんの新しく建設途中の98WINEsを観に行かせて頂くというミッションを掲げての訪問です。

まずはドメーヌオヤマダさんの元へ。ちょうど、チームサウス長野の曽我さんが初めて仕込んだというワインをテイスティングさせていただきました。真っ直ぐな目をしている曽我さん。これからどんなワインになって世に出てくるのかとっても楽しみです。

小山田さんの愛するニワトリたちも健在。ニワトリを飼わないと、良い造り手にはならないのだそうです。早速、岩田もフランスでニワトリを飼おうとしていましたよ。もう飼ってるかな??

ワイナリー訪問はそこそこに今回のメインイベント。98WINEsの平山さん、ドメーヌオヤマダの小山田さん、共栄堂の小林さん(つよぽん)、ドメーヌポンコツの松岡さん、チームサウス長野の曽我さんというそうそうたるメンバーとの痺れる食事です。

何が感動って、岩田のワインに対して、造り手の皆さんが真剣に向き合ってくださり時には厳しく、時には優しく、温かくアドバイスを下さっている姿に何度も涙が出そうになりました。もう何この時間!?って感じです。

「良いワインをちゃんと安く売る」

世の中に問題提起をし続けている造り手の皆さんは、毎日試行錯誤しながらも、どこか顔は涼しく、キラキラと輝いています。

「自分たちが造っているワインが誰かの心に刺さればいい」と平山さんが言った言葉が印象的です。

そして、造り手同志がお互いを認め合う姿にもすごく心を打たれました。

「農業をなめんなよ」という人がいれば、「農業を大いになめろ」という人がいる。一方で「人生楽ばかり」という人がいて、。「あなたのワインは美味しいなあ」とつぶやく人もいる。

なんだかバラバラな様で、実は奥深くで繋がっていて温かい空気に包まれた時間でした。客観的にみたら、酒屋とワインメーカーという関係かもしれませんが、そこには同志、仲間、家族、兄弟・・・・・何と表現していいか分からない繋がりがあるように思えます。

私にとって今回もまた痺れる山梨ナイトでした。

ココだけの話、藤田も楽しすぎて相当ワインを飲んでしまったようですよ・・・

翌日は、また鳥肌立ちまくりの平山さんのロマンが詰まったワイナリー訪問です。

やっぱり長くなってしまいますね~笑