造り手さん訪問記
2025年1月23日

日々醸造さんを訪問しました!

日々醸造

みなさんこんにちは!マリです。2025年最初の訪問!京都の日々醸造さんへ行ってまいりました。

大阪からも1時間ほどで到着。門構えからもう素敵です。ここから私たち小松屋メンバーは、松本さんの節々のセンスに震え上がりことになります…

にちにちこれこうじつ

日々醸造さんの大切にされている言葉「日日是好日」とは、「どんな日も最高の良い日なり」という禅語からきており、日々持続可能な蔵を目指しています。

まずは、代表の松本日出彦さんとお父様であり農学博士であり顧問であり、未だ現役バリバリの松本保博さんにお話しをお伺いしました。

日本酒は、今まで、必要性があって造ってきた時代から、パンデミックを経て、良いものを厳選して、飲む時代になってきたと。

それは、日本酒だけではなく、ワインも同じです。

そんな時代の中で、松本さんは、言います。

「万人のためではなく、日々醸造のお酒を好きで飲んでくれる人たちが喜んでもらいたい。目の前の人にできることをやっていくだけだ」

と静かに語っていたのが印象的です。

蔵の中も沢山、見学させて頂きました。

蔵の中も、決して広くないですが、シンプルかつ効率的で、無駄がない。そして、清潔。そこは、かなり徹底されています。

どこもかしこもシンプルですが、松本さんんのセンス爆発で格好いい!

振り向くとお米

戻ってテイスティングを。こんなに大きなスピーカーやターンテーブルがある蔵なんて、日本を探しても中々ないのでは‥

ここの場所は、元々、お米の保管庫として使用されていたところをコンパネを貼っていた壁をはがして、綺麗に磨いてここまでしたそうです。造りがしっかりしているので、そのまま残したかったそう。

日日 山田錦日日 秋津山田錦の定番のふたつをテイスティング。

改めて飲みましたが、若い人たち。特に、初めてのむ日本酒に日日醸造さんのお酒を飲んでもらいたいないなあと心から思いました。

小手先の技術や量産することよりも、松本さんは、生き方、あり方を大切にしていきたいとおっしゃっていました。

日日を造り続けるためにも、スタッフの方と一緒に、1本1本大切に造れる本数を造っていく。

そしてチャレンジも忘れない。静かですが、目の奥に炎が見えるほどの熱意を感じました。

年始早々、本当に良い経験をみんなでさせて頂きました。

やっぱり人ですね。

私たち小松屋は、ただ単にナチュラルワインだから、人気の日本酒だからという訳で取り扱いをしているわけではありません。

造っている人や、インポーターさんの想いをしっかり、感じて、本当に美味しいもの、熱い想いのあるものをこれからもどんどんみなさんにご案内していきたい!と改めて感じた訪問でした。

松本さん!ありがとうございました。