Category: 造り手さん訪問記
ボンジュール、がんです。
10月10日、皆さん今日が何の日かご存知ですか?

はい、体育の日...ではあるんですが、
ボージョレの偉大な生産者、マルセル・ラピエール氏の命日でもあるんです。
彼のワインが大好きな方や名前を聞いたことがあるという方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
そのくらい自然派ワインの世界において多大なる功績を残した人物といっても大げさではないかと思います。
ワイナリーのあるモルゴン村をはじめ、ボージョレの各村、各地区のブドウから造られる彼のワインは、
ブドウのエキスだけを瓶に詰めたような瑞々しく、するすると喉を滑っていくようなピュアなワイン。
ラピエール氏のワインをきっかけに自然派ワインを好きになったという声もよく聞きます。

日本国内ではもちろんのこと、フランス国内においても彼のワインの虜になったワイン屋さん、ソムリエ、一般愛好家は数え切れないほどですし、造り手さんも然りです。
ジャン・フォワイヤールやマキシム・マニョン、ティエリー・ピュズラなど、彼のワインに惚れ込んで教えを乞いに訪問したり研修を重ねて、彼のエスプリを取り入れて素晴らしいワインを造っている造り手さん達がフランス各地にいるんです。
2009年の春には甥にあたるフィリップ・パカレと共に来日、セミナーや親睦会などで全国を飛び回るスケジュールの中パシオン・エ・ナチュールにも来ていただきました。
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しかし2010年に入ったあたりから病気によって体調を崩し、収穫が終わった数日後の10月10日、安らかに息を引取りました。

現在はマルセルの息子、マチューがしっかりと父親のエスプリを引き継いで変わらず素晴らしいワインを造っています。

なのでみなさん、
マルセル・ラピエールのワインが大好き、知ってる、という方は今日少しだけマルセル・ラピエールという人物、彼のワインの事を想い返してみてください。
知らない、飲んだ事ない、という方はこの記事を読んだのも何かのきっかけです、一度試してみてください。

彼のワインを買ってください、彼のワインを飲みに来てください、なんて言う気はさらさらありません。

『自然派ワインを一人でも多くの人に知ってもらう』、と僕らが取り組んでいる事をマルセルは自分のワインでもって世界レベルで自然派ワインを広めた人なんです。

そんなマルセル氏に最大限の敬意を込めて、彼の功績をできる限り後世に伝えていきたい、という想いです。
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