Category: 造り手さん訪問記

北海道ワイナリー訪問2日目はナカザワヴィンヤードさんへ行かせて頂きました。

函館から岩見沢へ移動します。

同じ北海道内でも場所によって気温や天候が全然違っていて、
岩見沢は函館よりも寒く、積雪量は2mを超えることもあるそうです。 

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ナカザワヴィンヤードさんはワイン用ブドウを栽培している農家さんです。

ご自宅兼売店でワインの販売もされています。

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家の中に入らせて頂いて、はじめに目に飛び込んできたのは、大きな窓から見えるブドウ畑。

今は一面雪が積もっていましたが、この景色は衝撃的でした。

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常に畑の状態を見ながら生活をする。

そこに中澤さんの魂を感じました。 

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今はブドウの木はすべて雪の下に埋まっています。

寒い時はマイナス25℃ぐらいになることもあるそうです。

雪の下に埋まっているブドウは大丈夫なのかと質問をすると

外気に触れたままだと死んでしまいますが、ブドウは氷でコーティングされています。

水が氷になるのは0℃。

すなわち、0℃の氷がマイナスの外気をコーティングして守ってくれているのです。

雪が多く降って、ブドウが埋まってくれれば安心なのですが、

雪の降りが遅い時は逆に心配だとおっしゃっていました。

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日本の中では雪の多いところでブドウを育てるのは異例で、

いろいろ試行錯誤をしておられます。

まず、南向きの斜面は絶対条件。

木は斜めに植えて折れないように工夫しています。

そして、農薬も使わないようにしているのが、中澤さんのこだわりです。

中澤さんの造ったブドウは栃木県のココファームさんに出荷され、ワインが造られます。

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中澤さんが造ったブドウで造られたクリサワブラン2011を試飲させて頂きました。

目指すは美味しいワイン。

常にワインを意識したぶどう作りを心掛けておられます。

畑でブドウを造る仕事は知識、経験のいる職人の仕事。

その先のワイン造りはクリエイティブのセンスが求められる仕事。

醸造の道を極めている人と組んだほうが良い物が出来ると思っている。

両方の力を引き出したらもっと良い物が出来る。

自分たちだけでは絶対に出来ない。

このクリサワブランはココファームさんの力があってこそ、出来るワインだとおっしゃっていました。

中澤さんは岩見沢(昔の栗沢町)で一番はじめにワイン用ブドウを造りました。

中澤さんの造るブドウは日本で最高のブドウだと言われています。

ただ、5年連続で 不作だそうで、今はブドウがつかない理由を探して

いろいろ試そうと思っているとおっしゃっていました。

美味しいワインを造るためにブドウを造る。

ブドウを造る仕事は職人の仕事だとおっしゃった、その言葉そのものが中澤さんを表している気がしました。

私たちが思っている以上に大変なこともたくさんあると思います。

でも、そんなことを感じさせないくらい、活き活きと話をしてくださったのがとても印象的でした。

本当にいつまででも話を聞きたくなるようなステキな空間でした。

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私たちのためにいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

その後は、急いで10Rワインナリーさんへ・・・

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