こんにちは。山田祥子です
フランス研修レポートpart16!
続きましては自然派ワイン会の巨匠、フィリップ・パカレ!
高級ワインが山積み!
カーヴの見学。
樽熟成中のワインをかなりたくさん試飲させて頂きました!
1年樽に入れて熟すけど、樽によって味が変わってくるそうです。
一級でも等級でも同じ造りをしている。
違う味に感じるのは畑、土地の違い・個性である。
いろんな特徴がいろんな村によってあるのが興味深いとパカレ。
彼は1985年にマルセル ラピエール(パカレの従兄弟でおととしのヌーヴォの収穫を見届けて亡くなったボージョレの有名な造り手)の影響でワイン造りを始め、1990からプリューレ ロックで醸造長を10年間務め、ブルゴーニュに土地を買ったそうです。
パカレとラピエールが来日した時に、一緒に撮った写真を見せると、それ送って!とすごく懐かしんでいる顔をしていました。
彼にとって、ラピエールはかなり大きな存在だったんですね・・・
↓(2009年パシオン エ ナチュール心斎橋店にて)
元々彼の両親がボーヌとボージョレにいたが、ブルゴーニュは土地の特徴があるし、エレガントなワインを造る開拓者になれる可能性を秘めた土地だと思って、ここでワイン造りを始めたそうです。本当にそうなりましたね!
コルクの写真を撮ろうとすると、口にくわえてポーズ!
手についたワインを、髪の毛で拭いたり、とってもおちゃめなパカレ(笑)
パカレは飛行機が苦手らしく、日本が好きなのになかなか行けないとのこと。
また来てください!と。
土地の特徴を引き出すために少しだけ手を加えているだけ。
そんなワインが出来た時はすごくうれしい。
一杯飲んで、次また頼みたくなるワインを造りたい!
と熱く語っておられました。
今働いているスタッフも買ってくれる人も、葡萄を売ってくれる人もとても大事に思っている。
そういう人たちに良い人生を送って欲しいと願っていますとのことです。