こんにちは。山田祥子です
フランス研修レポートpart8!
マリーさんの家を出て、向かったのはドメーヌ ル マスダガリ。
こちらが造り手のリオネルさん(33)
小松屋でも取り扱かっている、ヨノプ エドマの生産者で、マスター オブ ワインで世界一のソムリエ ジェラー パッセが認めたワイン。 赤は旨味を凝縮するために1つの木に5ふさくらいしかブドウがならないよう、剪定の段階で調節しているらしい。 (たくさん実がなってしまうと旨みが分散されてしまうため)
またまた大きなタンクからの試飲
彼のスタイルとしては、ブドウの品種の個性を出すため、伝統的な造り(ピジャージュしてルモンタージュ)をしているとのこと。
おいしい!!
昔のブドウを復活させたい!という想いで、この辺りの土着品種「テレ」を使ったり、
収穫を減らして熟さないと個性がでないからと、たくさん造れば売れる生産者なのに、そういったことをこだわり抜いているところがすごいなぁと思いました。
また、澱をしずめるけど、フィルターを通していないため、 少しにごっています!
ブドウ丸かじりしているような感じです
カーヴの中!
温度管理がされてます。
樽熟成中のワインも試飲させていただきました!
アルコール度数は13度ぐらいありますが、旨み要素が詰まっているため、アルコール感があまり感じられません!
とってもシャイなリオネルさん。
写真を撮られるのが苦手らしく、はずかしがっていました
元々お父さんが農協にブドウを売る仕事をしていて、彼もワインを造る気はなかったけど、レオン バラルに影響を受けて、ビオのワイン造りを始めたそう。畑をビオにするだけではなく、土壌が生きた良いブドウを造ることに情熱をかけているそうです!
ワイン造りの学校になどに通うこともなく、レオンバラルのところに修行に行って、独学で勉強して今に至るそうです。
今後、2haくらい畑を増やして、コンスタントに今のようなワインを造り、キャラクターを確立させたい。
フレッシュさ、エレガントさを残したワインを造りたいとのことでした。
リオネルさん、ありがとうございました!!
part9につづく・・・