ボンジュール、がんです。
フランスではこの週末に夏時間へと変わりました。
時計が1時間早まって日本との時差も7時間になります。
最近では優秀なスマートフォン君が自動的に時間を合わせてくれますが、
それ以前はこの時間変更にまつわる失敗談もちょくちょく耳にしていました。
そういうがんもフランスに来て一年目、携帯はプリペイドのガラケー、夏時間のことなんて存在すら
知らなかった時代です。
知らなかった時代です。
夏時間へと変わった翌朝、
知り合いとの約束の時間にきっかり1時間遅れた上、まだ来ていない知り合いに、
「もう着いてるんだけど、まだ~?」
「もう着いてるんだけど、まだ~?」
という催促までするという、まさしく漫画のような間抜けっぷりを晒してしまいました。
今回の記事はほぼリアルタイムな出来事ですよ。
今年はブドウ畑の移り変わりを出来るだけリアルタイムにお届けしたいなと思っています。
ブドウ樹も長ーい冬休みからようやく起きてきたようです。
ほら、起きてきた様子、分かりますか?
え、分からない? じゃあもう少しアップで。
ほら、枝の先から水が出てきていますよね?
これがブドウ樹が冬眠から目覚めて活動を始める時に起こる現象、
“プルール” (フランス語で涙という意)です。
“プルール” (フランス語で涙という意)です。
日本だと “樹液流動” や “水上げ” なんかと呼ぶようですね。
ソムリエ教本にもほら、しっかり載ってますよ。
休眠から目覚めて根っこから吸い上げた水分を樹の隅々まで行き渡らせた結果として起こる
このプルールという現象。
これが起これば萌芽ももうすぐです。
中には少し萌芽が始まりかけている樹もありますね。
さあ、ブドウ樹も活動を始めました、2016年ヴィンテージも美味しいぶどうが獲れるよう頑張っていきますよ!!