Category: 岩ちゃんのフランス在住記

ボンジュール、がんです。

相変らず寒いアシニャン村から麦焼酎のお湯割で身体を暖めながらこの記事を書いています。
この麦焼酎、先日フランス研修にやってきたスタッフが自分へのお土産にとおいていってくれました。
お心遣い心に染みます。



麦焼酎 麦遼山
磨き込まれた日本酒のようなクリーンな麦の香り、押し付けがましい麦の香りは皆無です。

味わいも「これ麦焼酎です!!」的なガツンと主張するものではなく、滑らかな飲み口から麦の旨味がじわじわと上がってきて嫌な雑味や苦味が全くありません。
焼酎嫌いの方でもこれならスイスイ飲めてしまうのではと思ってしまいます。

個人的にはストレートがおすすめですが、ガンは何せ暖まりたいので麦稜山とお湯を2対1で、日本酒でいうぬる燗くらいの温度でいただいています。
お湯と半々だと繊細な個性が消えてしまいますがこの分量だとストレートに比べて口当たりの柔かさと味わいのふくよかさがより感じられて楽しめるかと思います。

しかしながら、これをちびりちびりやってると欲しくなってくるのは筑前煮やさつま揚げ、おでんといった、フランス、しかも南仏では入手が超困難なおつまみ達。
故にホームシックならぬ日本シックがグングン加速してしまうという、ガンにとっては危険なお酒であります。

すみません、焼酎よりワインの事を書かないといけないですね。
白に続いては赤ワインの仕込みをご説明します。
赤ワインの仕込みは白よりもシンプル。
ざっくりいうとタンクに放り込んでほったらかし、です。
え...ざっくり過ぎましたか...?汗

ベルトコンベアで運ばれてきたぶどう達は白ワインの時と同じように破砕機を通って破砕されます。

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その後、チューブを通ってステンレスタンクへ送られます。
分かりづらいですがこちらがステンレスタンク上部、ここにチューブを持ってきてぶどうを入れていきます。
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基本的にはぶどう品種ごとにタンクを分けますが、同じ品種でも今年はこの区画がなかなかいいんじゃないか、っていうのがあったりすると、その区画のぶどうだけ別のタンクに入れて別々で仕込んだりもします。

タンク内部。こちらも見づらいですが...
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こうしてタンクの中はぶどう果汁に軽く潰れた果肉、種、皮が入っているという状態です。

ぶどう果汁に種や皮が漬け込まれることで赤ワインらしい色素や渋みが抽出されるという訳で、これがいわゆる 醸し という過程です。

で、そのまま発酵という過程にすすんでいきます。

収穫終了時には大小合わせて21個あるタンク達もほぼ満タン... 今年は質はもちろんですが量も十分です。










見てもらうと分かるようにタンクがどれもけっこう大きいんですよね、タンクの上に立つと高さ5mくらいになりますか。
実は自分、大の高所恐怖症でありまして、収穫までは、
「こんな高いところで作業とか無理やって...」
と半泣きになっていましたが、いざ収穫が始まってみるとそんな事言ってる暇もないくらいの忙しさで...気付いた時には高いところ平気になってました。笑

という訳で収穫も終わり、これからは毎日ワインの状態や発酵具合を見てそれに応じて適切な作業をしていきます。

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