ボンジュール、がんです。
11月に入ってヌーヴォももうすぐですね。
今週中には瓶詰めされたヌーヴォ達が日本へ飛び立っていくんじゃないでしょうか。
カーヴ・オジェでもヌーヴォ解禁の翌日は造り手を呼んで、店頭で樽から直接瓶詰めして販売するようです。
盛り上がること間違いなしでしょうね。今から楽しみです。
さてさて、食欲の秋は日本でもフランスでも共通のようです。
フランスにも秋ならではの素敵な食材がいっぱいありますから。
そんな食材を一番身近に見れるところ...はい、マルシェです。
フランスの秋を探しに近くのマルシェへ潜入調査です。
家から歩いて10分くらいで日曜日に立つ市場なのでよく通ってる市場のひとつです。300mくらいの中に野菜、肉、魚、パン、惣菜、色んな店が軒を連ねています。
まず、お肉屋さんではジビエの季節。
(ジビエって?・・・猪や野ウサギ、雉、などなど飼育されてない野生の動物。禁猟期があるため季節限定でしか食べれない。)
(ジビエって?・・・猪や野ウサギ、雉、などなど飼育されてない野生の動物。禁猟期があるため季節限定でしか食べれない。)
写真では分かりにくいですが、野ウサギ、雉、森鳩、鶉、青首鴨、などなどが所狭しと並んでいます。
ウサギなんかはそのまんま店先で吊るされてるんですが、日本人は大抵ショックを受けるそうなので写真は割愛します。
ジビエは自分もこないだレストランで colvert(青首鴨)を頂きましたが、鉄分が多いというか、血が滴ってそうな、いかにも肉食ってるぜ的な気持ちになります。(笑)
チーズ屋さんではモン・ドールが今一押しです。


ジャン・フォワイヤール家でしばしば食卓に登場しましたが、トロトロに柔らかくなったモン・ドールをスプーンですくってパンにつけて食べると、もう悶絶もんです。こればっかりはみんなで取り合いしてました。(笑)
実はこのモン・ドールの名前の由来、食べるとあまりの美味さに悶えることから、
悶える → もんだえる → もんどーる → モン・ドール
になったんだとか。
・・・ええ、嘘です(笑)
すみません... 本当の由来はフランスとスイスの国境近くのジュラ山脈にモン・ドールという山があり、(モン(=山)ドール(黄金))
その渓谷一帯で作られていたからなんだとか。
がん説もけっこういい線いってると思ったんですけどね...(笑)
お次は牡蠣屋さん。
こんなに種類があるんですね。牡蠣も奥が深いなぁ。
で、果物屋さん。
最後は八百屋さん。
今が旬の野菜といえばこれしかないでしょう、はい、キノコです。
種類もジロール茸、トランペット茸、セップ茸、ピエ・ド・ムートン、など色々、色もとりどりです。
そうそう、シイタケとかエリンギも並んでましたよ。呼び名はそのまんまでした...
そんな彩り豊かなフランスの秋の味覚。
日本で体重増やしてきた分、痩せんといかんのに、誘惑が多すぎですわ...