ボンジュール、がんです。
(以前の写真ですが...)、
去年の収穫、醸造の期間中にスタージュさせてもらっていたジャン・フォワイヤール氏です。
パリに来て改めて感じましたが、ジャンのワインの人気っぷりはやっぱりすごい。
自分が行ってたから、というひいき目なんか全然抜きにして、です。
美味しいと評判のレストラン、品揃えがいいと評判のワインショップにはかなりの確率でジャンのワインが並んでいます。
もちろんカーヴ・オジェでもモルゴン・コート・ド・ピイとフルーリーを取り扱いしています。
しかもオジェではボージョレ地方のワインだけで約20種類置いてますが、
(イヴォン・メトラやラピエール、ギィ・ブルトン、テヴネ親子、シャモナール、ジョルジュ・デコンブ、などなどそうそうたる造り手ばかりです。)
お客さんが、
「ボージョレで何かいいのある?」
と言われて、スタッフが、
「C’est le meilleur vigneron dans le Beaujolais.
(これがボージョレで一番素晴らしい造り手です。)」
と言ってお薦めするのがジャン・フォワイヤールのコート・ド・ピイ。
その様子を見てて、
「自分はすんごい所で研修させてもらってたんやな...」
と、つくづく感じました。
ジャンがカーヴ・オジェを訪れたのは朝の開店直後、何の前触れもなくやってきました。
ドーヴィルの試飲会でも会ったので3ヵ月振りくらいですが、
何か、嬉しくて、嬉しくて、ちょっと泣きそうでした(笑)
他にも寄る所がいっぱいあるみたいで、20分ほど店主のマルクと話した後、
「また近い内にな。」
と言って去っていきましたが、ここ最近で一番幸せな20分でした。
あー、旨い。
「’08ももうそろそろ瓶詰めかな。」
とか、
「5月、パリは雨多いけどモルゴンは、ジャンの畑は大丈夫かな。」
とか、
色んなことを想いながら飲んでました。
あー、あかん、また近いうちに訪問しなくては...