ボンジュール、がんです。
カーヴ・オジェでの研修が始まって早2週間。
仕事は大変ですが、毎日が楽しくてしゃあないです。
最近新調したオジェのひさし?テント?
なので今回は、こないだ試飲会があったのでそのご報告を。
ロワールを中心に、こってり自然派な造り手さんが集まりました。
グリオットのパトリックとセバスチャンはもちろん、ジェローム・ソリニィやジャン・クリストフ・ガルニエに会えるのも楽しみでした。
この2人はグリオットと家が近いこともあってグリオットの2人と大親友。グリオットでの研修中、事ある毎に一緒に飲んでました。
例えば、
夕方、セバスチャンと、
「コーキ、これからジェロームの家にちょっと届け物があるんだ。」
と一緒に行って、そのままジェローム家で夜中まで飲み続けたり、
最初はカーヴでみんな真剣にテイスティングしてたのに、いつの間にか飲み会に変わってたり。
カーヴで飲み会になると、ワインなんてタンクの蛇口からカラフにジャーーー、ですよ、ほんまにもうこの人らは...
と自分にとっては、悪い影響を受けまくった悪友、大変お世話になったお2人なんです。
中はこんな感じ。
(今回、何故かフラッシュの効きが悪くてブレブレ写真です、すみません。)
一般の人やワインショップ、レストラン関係の人などで賑わってます。
一目見て、あ、もう酔ってるな、と分かりました(笑)
それでも自分を見るとすぐに気付いて、
「コーキ、久しぶりやん。まあとりあえず一杯飲もうや。」
と、自分のグラスになみなみ注ぐジェローム。
あ、あの、今日は試飲会なんですけど...(汗)
ジェロームのブースの隣の隣、グリオットのセバスチャンにも久々の再会。
彼もかなり酔っぱらいモード(笑)
自分を発見するなり、
「コーキー!! Boir un coup !!(←1杯飲もうぜ、の意味)」
と、自分のグラスになみなみ注ぐセバスチャン。
だ、だから~、今日は試飲会やから...
その後、ジャン・クリストフ・ガルニエとも再会し、近況報告。
まだまだしょぼいフランス語ですが、こうして近況を報告したりできるっていうのが本当に嬉しいです。何せ最初、グリオットで研修し始めた時は片手で足りるくらいの単語しか知らなかったですから。
もっと話せるようになってもっと深い話をしたいです。まだまだ頑張らな。
まだまだ試飲会は続きます。
試飲会でお会いするのは初めて。
試飲しながらいくつか質問をさせてもらったんですが、すっごく丁寧に分かりやすく説明していただきました。
こちらが聞き取りやすいようにゆっくりと話してくださって、でもその一言一言に重みがあるんです。ほんとに優しいオーラが滲み出ている方です。
スアヴィニョン ’06
プシェール・ド・リュンヌ ’06
エルドロー・ルージュ ’07
と試飲しましたけど、どれも優しさと力強さを備えた、ミッシェル氏の人柄がそのままワインに反映されているような味わいでした。
これ、メゾン・ブリュレのジュ・ド・レザン、つまりぶどうジュース。
蜂蜜みたいに甘~いのに口の中に全然ベタベタ感が残らないんです。
めちゃめちゃ旨いっす、と感想を伝えると、
「旨いやろ~。で、今イチゴが旬やろ。イチゴをスライスしてこのジュ・ド・レザンで2時間くらいマリネしたらデザートに最高やで。」
と造り手さん直伝のレシピまで教えてもらいました。
さっそく試してみます。
その他にもランジュ・ヴァンやジル・エ・カトリーヌ・ヴェルジェなどなど。
と、試飲を続けてましたが、時間が経つにしたがって、
造り手さんも他の造り手のブースへ行ってお互いのワインを飲み合いしたりし始め、気が付けば試飲会がただの飲み会に...
もう、ほんまにこの人らは...
その飲み会に参加してる自分も自分ですが...