ボンジュール、がんです。
パリは3月に入り、晴れの日も増えてきました。
こないだチャリで走っているとこんなもんが、
梅?桜? う~ん、何でしょうね、これ...
と、とにかく、パリでも春めいた花が咲き始めているってことです(汗)
さてさて、こないだちらっと触れた、
SALON INTERNATIONAL DE L’AGRICULTURE
ちょっと遅くなりましたがご報告します。
この SALON INTERNATIONAL DE L’AGRICULTURE、
日本語にすると、農業祭、とでも言うんでしょうか、
フランス国内はもちろん、世界の農業、酪農、畜産、などなどの色々な展示会で、牛や馬、羊なんかの家畜が間近で見たり触ったりできますし、
各国、各地域を代表する農業製品が試飲試食できたりします。
自分が行ったのは最終日の日曜日。人、人、人、めっちゃ多かったです。
会場のパーク・デクスポジションはつくりといい規模といい、大阪でいうインテックス大阪みたいな感じで、
常に何かしらの展示会やイベントが行われています。
通常レベルの展示会ならホール1つでも充分過ぎるくらい広いんですが、この農業祭は全部のホールを使っています。
つまり、か~んなり大規模ってことです。
最初に行った展示会場は馬。
会場に入った瞬間、懐かしい馬小屋臭が...
そういえばもうほぼ1年前になるんですねえ、オリヴィエ・クザン家での研修。
朝の仕事は馬小屋の掃除から始まり、馬の手入れ、えさ、水やり、などなど一日の半分は馬のお世話、という生活を送っていました。
おかげ様で、将来田舎に住んだらまず馬を飼う、っていうくらい馬好きになってしまいました。
馬の手入れしてはりましたけど、これも懐かしい...
ブラッシングはなかなかセンスがあったようで、自分がブラッシングすると馬達(特にロメオっていう若い馬)がよくイチモツをでっかくさせてました(笑)
馬の品評会...かな。建物の中でやってるとは思えないスケールです。
た、たてがみがこんなオサレーにカットされてる馬は初めて見ました。
おまけに尻尾もデザイナーズカットな気合の入りよう。
オリヴィエ家の馬達には...似合わんな、こんなんは(笑)
馬具と一言で言っても色んな種類があって、用途によっても使い分けます。最初のうちは全然分かりませんでした。
しかも馬具はほとんどが革製品なので定期的に手入れしないと駄目になってしまうんです。
オリヴィエ家の時は2週間に1回くらいやったかな、半日がかりで馬具にクリーム塗ってこすってました。
日本刀はまたちょっと違うんじゃないの... と思いつつ見てましたが、
オリヴィエの所にいた時に気づきましたが、馬関係の仕事をしている人ってほとんど全員がかっちょいいナイフを持ってるんですね。
実際オリヴィエ家での仕事ではナイフを使う機会も多かったです。
それに憧れて自分も買ってしまったわけですが...
もちろん今でも使ってますよ、アンジェで買ったラギオール。
PMU、いわゆる競馬ですね。
う~ん、農業と競馬はまたちょっと違うんじゃないの... と思いつつ別の会場へ。