ボンジュール、がんです。
先週末、ビオの見本市がパリ市内であるということで行ってきました。
場所は19区、メトロ、ポルト・ド・パンタンを出てすぐのグランド・アールという大きなホール。
南港のインテックス大阪を思わせる外観&内観です。
SALON ”VIVEZ NATURE”
メトロの駅が結構混雑してたので、
「これってビオ見本市渋滞?」
と思いましたが、その通り。
電車に乗る人たちはみんな袋にパンやら野菜やらで一杯にしてて、
駅を降りた人たちはみんなビオ見本市目指してまっしぐらです。
会場入り口も大混雑。人気なんですねえ。
中に入るとフランスでは一番メジャーなビオマーク、AB(アグリキュルチュル・ビオロジック)マークがいたるお店に。
会場内は食べ物(パン、ジャム、オリーヴオイル、ジュース、牛乳、紅茶、)を中心に、
食べ物の他には石鹸、化粧品、服(ビオの綿や麻で作った物)なんかも。
予想以上の人、人、人です。
そんだけ関心があるっていうことなんでしょうねえ。
カルフールやモノプリなんかの大手スーパーでもビオコーナーがあったり、ビオのPB商品があったりと、生活に馴染んでいる感はありますね。
が、ワインに関しては他の生産物に比べると、ぶどうの栽培だけでなく醸造という過程があるので、単純にABマークがついてるイコール美味しい、とはならないんです。現にいくつか試飲しましたがイマイチ...
もちろんディディエ・モンショヴェやシャトー・ルネッサンスのように、
ABマークをつけている美味しいワインもありますが、SO2をがんがん使って、
「ぶどうは無農薬で育てたから。」
といって堂々とABマークをつけているワインも少なからずあります。
う~ん、美味しいワインを見つけるっていうのは本当に難しいです...