ボンジュール、がんです。
みなさんはどんなクリスマスを過ごされましたでしょうか。
今回は自分の過ごしたロンリークリスマス(死語)のご報告です。
普段は思いがけずにハチャメチャになるにも関わらず、
こういう大事なイベントの時は至ってフツーに一日が過ぎていきます。
(ボージョレ・ヌーヴォの解禁の時も然り...)
自分についてるハチャメチャの神様はこういう大事な時に降りてこない、いけずな神さんです(笑)
で、当日。
ひとまずブッシュ・ド・ノエル(木の形したケーキ)は食べてみようと思い、評判のケーキ屋さんを調べて回りました。
あ、言っときますけど、も、もちろんこれも勉強の一環です(汗)
甘いもの好きの方がパリにいらした時にご案内できるように...
自分がブッシュ・ド・ノエルを買うのは、その勉強のほんのついでです(笑)
恐らくパティスリーが一年で一番忙しい日、クリスマス・イブ。
夕方にもなると有名処のパティスリーは大行列です。
ピエール・ガニエールという3つ星レストランのデザートを担当していた方が出したというパティスリー。
ケーキは一見シンプルですが、美味しそうなオーラが出てます。
お客さんが店の中に納まらず並ぶ並ぶ。
でもショーウィンドウのケーキを見てその行列にも納得。飾り付けがかわいいですね。
ガイドブックを持った日本人も並んでいたので有名なんでしょうね。
この2件はショコラティエ、チョコレート専門のお店です。ブッシュ・ド・ノエルは売ってなかったですけど、そこそこお客さん入っていました。
パーティの手土産とかにするんですかね。
ピエール・エルメ
パティスリーには疎い自分でも何度か耳にするお店なのでかなり有名なお店なんだろう、と思って行ってみると
お店は本当にこじんまりとしているのにそこに並ぶ列が、長い長い。
右の写真が見にくくて申し訳ないですが、写ってる人全員が並んでます。
多分40人くらい並んでたんじゃないですかね。
セッコ
色々と周って結局自分がブッシュ・ド・ノエルを購入したのはこちらのお店。
プージョランという有名なパン屋さんの経営者が変わり今に至るのだそう。
こちらもけっこうな行列、行列でしたが15分ほど待って購入。
このセッコの店員さん達、今日が相当忙しかったのか、異様なほどにテンションが高い高い(笑)
忙しさの限界を超えるとテンションがおかしくなる...
自分も配送時代に何度か経験してるので気持ちがよ~く分かります(笑)
で、夜はノートル・ダム大聖堂へミサを観に。
全くもって柄にもないことをしています。キリスト教徒というわけでもありません。
ええ、ミーハーと呼んでもらって結構です(笑)
何事も経験なんで。
シテ島にそびえるノートルダム大聖堂。
22時ごろからミサ?(初めて参加するのでこれがミサかも分かってませんが...)
が始まりました。多分キリストにまつわる話をムービーと共に語り、途中に聖歌隊のコーラスを挟みつつ進めていくといった内容。
が、ミサの途中、急に襲われた腹痛によって一時間ほどであえなく撤退(泣)
これ、ハチャメチャの神さんの仕業でしょうか...
もうこうなったら飲むしかない!!(笑)
せっかくエッフェル塔が近いので、ボトルとグラスを持ってエッフェル塔ふもとの公園のベンチで飲むことに。
で、エッフェル塔ですが夜はこんな風に青く光ります。
念のため言っときますが、これももちろん勉強の一環です(笑)
シャンパーニュなんてこんなタイミングでもないと飲む機会がないですし。
しかしながら、買うのにも開けるのにもかなりの勇気を出しました(笑)
公園のベンチでエッフェル塔を見ながらシャンパーニュを一杯...
これは何て言うんでしょう、 月見酒ならぬ・・・
ただ、聞こえはいいですけど、やってる行為自体はそこいらのホームレスと変わんないです(笑)
公園を散歩するカップル達にもそういう目で見られていたような気が...
あれ、ベンチの横に空瓶発見。先客おったんか!?(笑)
肝心のセロス様の感想ですが、ちゃんと飲むのは初めてだったんですが美味しいのはもちろん、他に繋がるところが見えてきたので後日まとめて書こうと思います。
先述のセッコで購入したブッシュ・ド・ノエル。モンブラン風です。
C’est mignon. 飾りつけもかわいいですね。
味も美味しいです。栗の甘みをしっかり引き出してると思いますし、生地とのバランスも良いかと思います。
という流れで、孤独を感じないよう、またパリらしく過ごしたクリスマスではありましたが、
しっかし、まさか自分が29歳のクリスマスをパリで過ごすことになるなんて...
マライア・キャリーもびっくりですよ(笑)
色々な経験させて頂いて、本当にありがたい話です。
フランスをがっちり案内できるよう、語学も、いい店探しも、造り手さんとの関係作りも頑張ります。
〆の動画
エッフェル塔、光る。