ボンジュール、がんです。
フィリップ・ボールナール訪問、 余興(笑)の収穫です。
フィリップの畑は車で10分ほど。
いや~、スンバラシイ景色ですね。
ピュピヤンの畑、この辺りで標高450mくらいだそうです。
(真弓先生、ご満足ですか 笑 )
この9列がヴァンダンジュ・タルディヴ用に残しておいた畑です。一列がだいたい100mくらいかな。
ぶどうもばっちり実っています。品種はサヴァニャンですね。
残念ながら10月中は天候が良くなくて糖度はそんなに上がっていないそうです。
それでも潜在アルコール度数は13℃、一粒食べてみると甘~いです。
ジャン・フォワイヤールでの収穫のときはこんなに和やかでなかったので、というか自分が周りのスピードについていけなかっただけなんですが...
なので今回は収穫らしい写真もばっちり撮れました。
動画も載せれることが最近判明したので動画もいくつか撮ってます。
それはまた後日。
やっぱり動画があったほうが雰囲気とかより伝わりますもんね。
収穫は順調に進み、途中からはジュラの、いや、自然派ワインの神様、ピエール・オヴェルノワ氏とエマニュエル・ユイロン氏も収穫に参加。
収穫のときは写真撮れずでしたが、神様、やっぱりオーラ出てました。
ちなみにこのお2人の家、カーヴはフィリップ・ボールナールの家から歩いて5分です。
超ご近所さんなんですね...
ピュピヤン、濃ゆい街です。
途中、参加者の一人が連れてきた犬がワンワン言いながら地面を一生懸命掘り始めました。
みんな、
「トリュフか、トリュフ見つけたんか!?」
って騒ぎましたが、どうやら小さい虫を追っかけてたみたいで一同がっかり。
トリュフは出来る樹が決まっているみたいですね。
エマニュエル・ユイロン氏のお子様、トマ君も収穫に参加。樹に生っているぶどう、バクバク食べてました。
さすが、この歳にしてすでに良いぶどうを見分ける舌を持っているんですねぇ、(笑)
収穫したぶどうはその場で除梗(房から茎を除いてぶどう粒だけにします)と破砕(ぶどう粒を潰します)を行います。
除梗は手作業。丸い穴の開いた板にぶどうの房をのせて手でグリグリします。すると板の下にぶどうの粒だけ落ちていきます。
未来の醸造家候補達!?
ぶどうを除梗、破砕していく様子を興味深げに見てました。こういう風景、何か心が和みます。
そしてぶどう粒の破砕も手作業。木箱の下に噛み合った歯車みたいなのがあって、ハンドルをグリグリ回してぶどうを潰していきます。
ハンドルをグリグリ回しているのがエマニュエル・ユイロン氏。
9畝で大きい木桶2杯分ぐらいのぶどうが取れました。
この後はカーヴに戻ってこの破砕したぶどうをプレスします。
しかし、この時点で時計は午後1時。
あの~... 昼食はいつ...?