ボンジュール、がんです。
ボージョレ・プリムールの出荷も無事に終わり、他のワイン達も早いものは樽詰めされています。
そんな中、週末を利用してちょっとパリまでお出掛けです。
モルゴンからは一度リヨンまで出て、そこからTGVで約2時間。そう考えると近いですね。
ボージョレに比べるとパリはすっかり寒いです。
リヨンも大きい街なんですが、やっぱりパリのほうが建物がでーん、と建っているというか、
懐の深さが違うというか、さすがフランスの首都です。
パリの足といえば、の貸し自転車、ヴェリヴです。
若干寒いですが、すいすい走れてメトロと違って景色も見れるので快適です。
とりあえず、いつも何かしら困りの種になってしまう宿からまず押さえにかかりました。
最初に予定していたルピュブリック近くのオーヴェルジュ・ド・ジュネス(=ユースホステル)を訪ねてみるとなんと満室。
リヨンの宿無し事件が頭をよぎりましたが、そこのユースホステルで紹介してもらった近くホテルで空きがあったのでそこに決定。
「何や簡単に決まったやん、おもんないなあ。」
とか言わんとってくださいね。宿無しはホンマに辛いんですから...
相部屋ながら一泊25ユーロというパリ市内ではまずあり得ない安さ。
お部屋はこんな感じ。合宿所というか強制収容所というか...
25ユーロなのでまあこんなもんかと... 自分は屋根さえあれば寝れる子なのでこれで十分です。
ベッドは2段ベッドですが、上のベッド、手すりというか、柵がないんですね...
しかもベッドの幅はワインボトル2本半(笑)
寝相の悪い人にはまず無理なベッドです。上に寝る人、怖くないのかな...
一息つけたので昼食。
お店は宿の近くでたまたま見つけた、オウ・ピエ・ド・ヴィーニュ
PLAT DE JOUR
日替わり定食みたいなもんです。今日はアッシ・パルマンチエ、要はじゃが芋と挽き肉のグラタンです。
美味しかったんですが、店員さん、自分がうまくフランス語をしゃべれないことが分かると途端に態度が悪くなりました。
こうした出来事は、これまでにも嫌というほど体験していますが、最近、こうしたフランス人に対する怒りのエネルギーを語学の勉強に向けることが語学上達のプラスになると考えています。
プラス怒りエネルギーの有効利用、エコです(笑)
気を取り直して、いつもお世話になっているエノ・コネクションさんにご挨拶。
伊藤さんはご不在。いつもお忙しそうです。
パリに来るときはいつもご挨拶に伺いますが、事務所で伊藤さんにお会いしたことはないです。
それなのに、リヨンでばったり出会ったりするんですから... 不思議なもんです。
その夜は今尾さんのご親友、友成さんと友成さんのバイト先の同僚、花岡さんとお食事。友成さん、去年の12月からワーキングホリデーで渡仏、今年のオリヴィエ・クザンの収穫にも参加されたということで色んなお話を伺いました。
お店はサンルイ島にある、ココット・ジョリーというバール・ア・ヴァン。
いい感じの可愛らしいお店です。
前菜のスッド・ウエスト風何とかのタルト。
メインの本日の魚料理。白身魚やホタテなんかをムニエル風に、かな。
デザートのショコラと記念撮影。
フランス生活の色々な情報を聞くことができて、とても参考になりました。
やっぱり現地のことは現地の人に聞け、ですね。
明日もヴェリヴでパリ市内を大爆走です。