ボンジュール、がんです。
マルシェではいつ来ても何かしら新しい発見があります。
今回もまた新しい発見があったので急きょ後編を作りました。
前回のキノコ屋さん通りを抜けてさらに約300mくらいあるマルシェの並びをどんどん進んでいくと終わりのほうに初めて見かける屋台が...
そう、カキ屋さんです。リヨンは海に近いってわけでもないのでマルシェには魚屋さんもたまにしか出ませんが、カキ屋さんも出てくるとは。
しかもよく見ると店の後ろが即席のカウンターになっててみんなその場で剥いてもらったカキとワインを楽しんでるじゃないですか!!
午前中からカキとワインを食べてるなんてなんて幸せな人らなんや...
と思った2分後に自分も仲間入りしてしまいました(笑)
後ろのカウンターにはひっきりなしにお客さんが入れ替わり立ち代り。
これがサザエのつぼ焼きと日本酒だったら完璧におっさん系立ち飲み居酒屋なんですが(笑)、カキとワインだとこんなにもお洒落になるんですね...
買って帰るお客さんも全く途絶える気配がありません。たまにしか来ないからなのか、それであってもかなりの大繁盛屋台です。
中くらいのカキが12個で8ユーロ、白ボトル1本4ユーロで計12ユーロ。
ユーロが高いといってもホンマにこの値段でいいの?? っていうくらい驚きの値段です。
安いといっても身はプリプリでめっちゃ旨です。白ワインもピクプール・ド・ピネという品種のコトー・ド・ラングドックなんですが、レモンのような酸味がカキとレモンとばっちり合ってます。
カキ=シャブリの頭しかなかった自分には目から鱗の出会いです。
こういった組み合わせができるのが正に現地の人の知恵というか文化というか...
カキと白ワインをより気軽に楽しめる提案の仕方もできそうです。ピクプール・ド・ピネ、要チェックです。
やっぱり現地の人っておいしい食べ方を知ってます。現地の生活に入り込むことで新しい発見が生まれるってことを再認識しました。
カキ屋さん、勉強になりました!!
田舎に籠もる前に海の幸の食いだめもできましたし(笑)