Category: 岩ちゃんのフランス在住記

ボンジュール、がんです。



9月になり、朝晩はもうTシャツ1枚では肌寒くなるくらい涼しくなりました。


週明けの月曜日、通学途中に通るローヌ川の水かさが大幅に増えて流れも速くなっていました。
普段は澄んだブルーをして穏やかな流れのローヌ川なんですが、上流で雨が降ったんでしょうか。ボージョレの天気が気になります...



先日、一軒ドメーヌを訪問してきましたのでその訪問記をお届けします。
訪問先は 'ペッシュ・ロリエ'
小松屋でもそのコストパフォーマンスの高さから大人気商品となっている
 'VdP レロー・メルロー' 
の造り手です。
小松屋がいつもお世話になっているインポーターのヴァンクゥールさんの買い付け担当、村木さんがスタージュとして働かれている所でもあります。



リヨンから南へアヴィニョン、ニーム、モンペリエと海沿いにスペインのほうへTGVで下っていくこと約2時間半、
モンペリエとペルピニャンの間くらいにあるベジエという街に到着。
そこから車で30分、ワイン産地で言うとサン・シニアンの少し手前あたりにペッシュ・ロリエがあります。
周りはぶどう畑と森のみ。町からも離れているので夜は星がめちゃめちゃきれいです。



ペッシュ・ロリエは当主のマリー・ニエル・デュルスさんを中心に4~5人で運営しています。
畑は約50haあり、黒ぶどう品種はメルロー、シラー、カベルネ・ソービニヨン、カリニャン、サンソー、ムールヴェドルなど、白ぶどう品種はシャルドネ、ソービニヨン・ブラン、ヴィオニエなどを植えています。


当主のマリー (写真を撮ってませんでした。すみません...)の印象はとてもエネルギッシュな人という感じです。
とても気さくで優しく人を笑わせるのが好きな方で、でも仕事になると目が変わり、スタッフに的確な指示を出していきます。
また大勢でわいわい騒ぐのが好きだそうで、そんな懐の深い彼女を慕っていろんな人が訪れてくるんだなと感じました。


ワインに関してはデイリーなワインをどれだけ美味しく造るかという点に情熱を注いでいます。
代々続くワイン一家ですが昔の作り方に縛られることなく、新しい手法も取り入れていくという柔軟な発想も、彼女の行動力と美味しさを追求する想いがうまく噛み合って生まれたものだと思います。。
ビオにも理解のある方でメルローはもとより、最近ではシラーやカベルネもビオロジックに転換しているそうです。



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マリーの家の横にあるプール
芸術肌でもあるマリー。もともとプールのふちは青色だったのですが、
「こっちのほうが良いんじゃない」
と赤に塗り替えたそうです...
各部屋やリビング、テラスなど家のあちこちに彼女のセンスが見受けられます。



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オリーブの木
オリーブ=地中海っていうイメージは自分だけでしょうか(笑)
プールの横に少しですがオリーブを栽培しています。
今くらいが収穫かなと思いきや1月が収穫時期なのだそうです。
近くにオリーブ工場があって、収穫するとそこに持っていってオイルを絞ってもらうそうです。
そう聞いてるだけで美味しそうですね。



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マリーの家では犬が5匹、猫1匹、馬1頭を飼っています。
みんな人懐っこくてかわいいです。
ただ犬たちは至るところで大きい方のマーキング(笑)をしていて、自分もうっかり地雷(しかも出来たて)を踏んでしまいました...



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マリーの家です。
一枚に収まらない位大きいです。
家の半分くらいはシャンブルドット(日本でいう民宿)のように客室にしているとのこと。
客室ももちろんマリーのセンスが散りばめられたお洒落な部屋で、夏のヴァカンスシーズンは予約で埋まってしまうそうです。


 


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昼食の前菜たち。
さすが南仏、といった感じのトマトをふんだんに使った料理です。マリーも小さい菜園を持っていて、そこで採れたトマトはやっぱり普通に売ってるトマトとは味の濃さが違います。
それに合わせるワインはもちろんペッシュ・ロリエ。この時期、特に昼間のテラスはまだまだ暑いので
(暑くても雨が降っていなければテラスに座ります。それくらいフランス人はテラス好きなんです。)
ロゼワインに氷を入れて飲んでいます。



以前日本から来たソムリエさんがその光景を見て「ワインを冒とくしている!!」とえらく怒ったそうです。
・・・まぁ、気持ちは分かりますが、日本のレストランとここのテラス席ではシチュエーションも文化も違うんで
そんな飲み方もありなんや、ちょっとやってみよ、っていう感じで受け入れることも大事かなと思います。
要はどんな飲み方でも飲む人が美味しいと思えば良いわけですから。
なのでフランスにいるとワインの飲み方の幅が広がってきます。 
フランス人のワインを美味しく飲む知恵みたいな、そういったことも色々とお届けできれば面白いかなと思っています。



何か長々とした文になってしまいましたが...
お手伝いした様子も次回にお届けします。

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