Category: 岩ちゃんのフランス在住記

馬セミナーの追加報告です。


これだけの造り手が集まればワイン片手に話し合いはいつにも増してヒートアップ。毎晩2時3時を回るのは当たり前です。オリウ゛ィエやミシェル・オジェ氏なども歳を感じさせないくらい夜中まで元気に話し込んでいました。



そんな中、ピエール・ボージェ氏にワイン造りについての話を聞くことができました。


氏いわく、
「農薬などを使わずにぶどうを育てていくことはとても難しい。でも農薬を使うと土の中の酵母や微生物が全て死んでしまう。そんな畑から取れたぶどうは誰が造っても個性のない同じ味になってしまう。オリウ゛ィエの畑にはオリウ゛ィエの畑独特の、僕の畑には僕の畑独特の微生物がいるから同じガメイという品種でもこれだけ違う個性が出るんだ。」とのことです。



畑の中にいる微生物がその畑の個性、つまりは造り手の個性を表現するのに重要な役割を担っているということ、また微生物の住みやすい環境を整えるという意味で畑を耕すという作業が必要となるわけです。


テロワールを構成する要素というと主に土壌や気候が挙げられますが、微生物の影響も欠かすことのできない要素の一つだと言えます。



こうした畑の個性(=微生物の影響)も反映させることができて初めてその土地のテロワールを100%表現したワインと言えるのではないでしょうか。



さすがピエール・ボージェ氏、静かに語るその裏にワイン造りへの信念を感じました。



昼食の風景。


昼食風景


 


 


 


 


 


 


 


 


午後からも講習があるのに、このワインの数は何なんでしょうか。


でもフランスではこれで当たり前。時間も2時間くらいじっくりと楽しみます。


こんな生活ももう慣れました。最終日には空瓶の山。60~70本はあったんじゃないでしょうか・・・

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