ボンジュール マダムがんです!
2月の南仏は雨が降ったり止んだりと不安定な天候が続いています。只でさえフランスは夜間外出制限中ですのでお家時間が長くなり、食べてる時間も長くなり、、ひと回り大きくなりつつあります (イヤァァァ~!!)
今は寒々しい葡萄の樹たちですが、大地に春の訪れを感じます。

冬場の畑での主な作業となる剪定は、ブドウ樹の生育状況を観察して一年で伸びた枝を刈り込んで、翌年も順調に育つように導いてあげる重要な工程です。
黙々と剪定をする夫の顔は座頭市の勝新さながらの渋さ。(ご存じない方はすみません...)
結構腰にくる体勢なので、地味にハードな期間です。余談ですが、最近バランスボールを取り入れて腰痛対策をしています。
果実になるはずだった亡骸たち。
去年はベト病などの被害で、生産量も、精神的にも、辛い収穫だったことを忘れさせてはくれません。こうして畑にくると、みんなの希望を背負っている夫の気持ちにも触れられます。しょっぱい風を沢山経験しているんだね。
枝に病気が潜んでいるかもしれないので出来る限り拾います。最後に燃やして、その灰をまた畑に鋤き込んでいきます。そうしてまた次の栄養分となって、また実へと還ってくれるはず。
葡萄の樹は強い。そんな彼らの生命力に沢山パワーを貰っています。いつも有難う。
~今日のフランス語でひと言~
Les vignes et les jolies femmes sont difficiles à garder. (レ ヴィーニュ エ レ ジョリー ファム ソン ディフィシール ア ギャルデー)
葡萄畑と美人は手がかかる
ホンマにね!
アビアント~♪