グーテン ターク!!マリです。
今回は、遥々ドイツから!
ドイツで注目の若手醸造家!スヴェン・ライナーさんに
わざわざお越しいただいて、ワインの勉強会&ワイン会をしていただきました!!
最近社長に就任されたおなじみ、ヘレンベルガーホーフの山野さん。
山野さんは、私たちの為に夜中1:00スタートで勉強会をしてくださるほどの熱い方。
さて、そんな熱い山野さんが今回、
私たちのために連れてきてくださった、スヴェンくん。
まだ若くて35歳です。
料理人だったお父さんの代から本格的にワイン造りをはじめた
まだドイツでは、比較的若いファルツのワイナリーです。
スヴェン自身は、20歳から自分の家のワイン造りに携わっています。
↑これは、2009年に訪問したときの松井と29歳のスヴェン。
わかっ!!
可愛いワイナリーです♡
彼は、独学でビオディナミの農法を学び、
堆肥やプレパラシオンも自分でオリジナルで造っていたそうです!!
これは、プレパラシオン(調剤)を造る時に
使用する牛の角。
この中に、牛の糞を入れて土の中で寝かせたものを
畑に散布します。
試飲もたくさんさせて頂きました。
ライナーのワインのエチケットには、
銘柄ごとに虫やスヴェンの手形が描かれています。
自然農法で栽培しているぶどう畑には、
虫がつきもの!!
いわば、仲間なんです!
(キモチワルイラベルモアリマスガ・・・・)
しかも、2010 Handwerk Grauerburgunder ハンドヴェルク グラウアーブルグンダー。
ムカデのイラストと黒いシミのようなものがボツボツと・・・
これは・・・・
この年の6月10日に500円玉くらいの大きな
雹(ひょう)が降って、ブドウの収穫量が8割も減ったそうです。
収量が少ない分、厳選されたかなり品質の良いブドウがとれたそうですが。。。。
いずれにせよ、収量が少ないので、隣のビオディナミで造っている人の
畑のブドウを使っての共作となったため記念としてこのラベルにしたそうです。
この黒いシミの正体は、
雹(ひょう)!!!
カビが生えているように見えるのは、
私だけでしょうか・・・笑
味わいは、果実味がしっかりと出ていて、
熟成からなるのでしょうか、クリーミーさも感じられます。
美味しいな~。
私と歳も変わらない人なのに
凄いな~
スヴェンは言います。
『ワイン造りとは、自然環境に適応させること』
彼がこれだけは譲れないことだそうです。
柔軟に、その年、その年で
テロワールを活かしたワインを造る。
スヴェンのワインは、
とっても優しくて、身体中に沁み渡ります。
スヴェンとそして、奥さんのシモーネを見ていると
なんだか納得です。
大好きなワインを造っている造り手さんにお会いすると思うんです。
やっぱり、ワインは人!!!!
いろんな人にお会いするたびに、
そう感じ、確信に変わってきました。
地球のどこかで、自分と同世代が頑張ってる。
世界にはまだまだたくさんの輝いている人がいる。
そして、美味しいワインがある。
改めてそう感じることが出来たひとときでした♡
ライナー夫妻、山野さん、そしてお越し頂いた皆さま!ありがとうございました!!
マリでした♡