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ボンジュール、がんです。

 

寒さもかなり和らいでお天気の日も多くなりました。
畑でのお仕事も快適になりこりゃあ剪定もはかどるねぇ、と思っていた矢先に鼻がムズムズ...
はい、花粉症です。
日によって症状に差がありますが 酷い日には両鼻にティッシュを詰めて黙々と枝を切っています。

 

そもそも村の人口も100人ちょっと、畑を横切る人も日に数人程度。
人に見られているというプレッシャーがないと、こんな人様に見せられないような格好でも仕事ができるのかと

何だか複雑な心境です。

 

 

少し間が空いてしまいましたが...赤ワインの続きです。

 

ルモンタージュなどを経て無事にアルコール発酵が終わったジュース、いや、この時点でもう糖分もなくなり、

まだ荒々しくはありますが十分ワインになっています。

 

その後は樽やタンクでしばらく寝かせておくのですが、ワインを寝かせる前の一仕事、漬け込まれた果皮などを

プレスするための作業、これがデキュヴァージュ(=タンクから出すの意)です。

 

その内容はタンクからマールと呼ぶ、果皮などの固形物をひたすら掻き出すという、極めてシンプルな肉体労働。

早速その様子をみていきましょう。

 
使用するのはスコップ、鋤など、それとプレス機にマールを送り出すポンプ(写真中央の金属製のもの)

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基本的には二人一組、一人がタンクに入ってマールを掘り、もう一人がポンプに送り入れていく、という流れです。

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大変なのはタンクの中に入る方です。
発酵が終わったとはいえ、発酵の作用でタンク内部の温度は20度後半、かつ高湿度、に加えて二酸化炭素が充満しているためかなり酸素が少ない状態、となっています。
マールも思ったより固くて重いので、掘り進めて5分も経たないうちに汗びっしり、呼吸も乱れてきます。
大きいタンクだと全て掘り終わるのに30分はかかりますのでけっこうな重労働です。

 

ちょっと岩ちゃん、大変さアピールのために話盛ってるんちゃうの~?
と思われた方、いつでも挑戦お待ちしています、酸素のありがたさを身を以って体感できますよ。

 
写真はタンク内部のジャックさん。

こちらはタンク上部から、

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と、タンク下から

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このように1タンクでもなかなかに大変な作業ですが、多い日は1日に2、3タンクをデキュヴァージュする事もあるので小松屋で鍛えられているとはいえ、

こんな日はさすがにヘロヘロになってしまいます。

 

 

 

そうしてプレス機へマールを送り終えたらプレス機で搾っていきます。
プレス機も色んなタイプがありますが、スーリエでは長年こちらの水平式を使用しています。

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内部にある袋部分が空気で膨らむことで圧をかけるというタイプです。

 
搾られたワインは下の容器に集められてタンクへ。
約1時間ほど優しくプレスしてあげます。

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写真が見づらくて申し訳ないですが...

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さて、プレスされてあとはゆっくり寝かせるだけとなったワイン、
でもまだ寝かせるための準備が待っています。