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ボンジュール、がんです。

少し間が空いてしまいましたが、久々のアップです。

9月10月と収穫に仕込みにとバタバタと追われていましたが、収穫も無事に終わり、ワインの仕込みも

デキュヴァージュ(=赤ワインのプレス)というメインイベントを先週終えてようやく一息ついています。

 

さてさて、収穫、仕込み、色んな事を書かないと、とは思うのですがまずはスーランクから書きましょうか、

去年は触れていなかった事ですし、ドメーヌ・スーリエにとっては非常に重要な、

欠かすことの出来ない行事です。笑

 

スーランク、南仏独特の単語なんでしょうか、こちらに来て初めて聞きましたが、

まあ平たくいうと、収穫お疲れさん会です。

収穫のお疲れ会から紹介するのもおかしな感じではありますが、ww

このスーランクがあるからこそ辛い時でも頑張れる、忙しい収穫期間におけるモチベーションの源であります。

 

ドメーヌ・スーリエでは毎年スーランクの会場が決まっていて、つまり毎年同じレストランに行って、

のみならず、毎年同じ料理を食べています。

毎年同じレストランと料理で飽きないの?! と思われるでしょうが、

スタッフから不満の声が出たことは一度もなく、逆に違う料理やレストランにしようという話が出ると非難ゴーゴーで即却下されてしまいます。

 

我々にとってはまさしくスーランクのためのレストランなんです。

 

そのレストラン、我らがアシニャン村から更に山あいに車で走ること30分、小高い山の中腹にひっそりと佇むのがラ・ジャントというレストランです。

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看板がなければ普通の民家かと思うような飾り気のないお店です。

 

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店内も古い民家風、まるでどこかのお家にお呼ばれされたかような雰囲気です。

しかもこちらのお店、調理もサーヴィスもおじさんが一人で切り盛りしています。

 

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毎年同じメニューを頼んでいるので席に着くと何も言わなくても料理が出てきます。

もちろんワインはスーリエのワインを持ち込みです。

 

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最初に出てくるのはサラミや生ハム、パテなどシャルキュトリーの盛り合わせ。

 

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去年も思いましたが、この生ハムやサラミのカットの分厚いこと。

こういうのは薄くスライスした方が美味しいといいますがこれはこれで味があるというかすごく落ち着くんです。

 

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それに続いて出てくるのはキノコのオムレツ。

ご覧の通り飾り気が一切ないんですがこれが堪らなく美味いんです。

全員に取り分けたらしばらく会話が止まるくらい、みんな一心不乱に食します。

 

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そして続いてトリッパ、洋風のモツ煮込みですね。

こちらもモツにクセが全然なくてしかも優しい味付けに仕上がっています。

 

 

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おじさん一人で切り盛りしているので料理が出てくるのは少し遅めではありますが、

その間には今年の収穫の反省会、というか、

「こいつあの時こんなヘマしよってなぁ...ヒァッヒァッヒァッ。」

と失敗談やトラブルをレミーが面白おかしく語るという時間。

大体こういう話のネタにされるのは自分か若手のジョゼ君なんですがね...

 

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そうしてやってきたメイン料理、鴨のオーブン焼きです。

今回我々は9人だったんですが、この皿がドドンと2皿...

鴨を丸ごとオーブンで焼いてぶつ切りにしたというシンプル極まりない料理なんですが、これが止まらないんです。

 

 

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付け合わせに出てくるのはポテフラと豆の煮込み、ご家庭でも定番の料理なんですが何が違うのか、

ついもう一口もう一口と口に運んでしまうんですよねえ。

中でもウチのスタッフ、ジャックさんはこの豆の煮込みの大ファン。

どんぶり大の煮込みを一人で半分以上さらっていきました...

 

全員がメイン料理で120%満腹になってしまうんですがさすがフランス人、デザートは欠かしません。

こちらが締めのデザート、

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このリンゴドーナッツ、2皿テンコ盛りやってきて誰しもが、

「これ完食するのは無理やで~~...」

と思うのですが、一つ二つ食べ進めるうちにまた一つあと一つといった具合に手が止まらなくなっていき毎年完食してしまうんです...

このリンゴドーナツが美味しすぎるのか我々が食いしん坊なだけなのかは分かりませんが...汗

 

こうして今年のスーランクも無事終了、スーリエスタッフも全員大満足。

これで引き続きワインの仕込みに、そして冬場の剪定作業も頑張れるというものです。

 

次回からは収穫、仕込みについて掘り下げていきますよ。

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